両国の街中にひっそりと、行列が出来るほど大人気のかき氷屋さんがあるのをご存知でしょうか?「こひる庵」は、どの味を試してもハズレがないと評判のかき氷で、ファンが続出しています。暑い季節にはもちろん涼を求めて、そして冬でも訪れる人が絶えないという、その秘密を探ってまいりました。
訪れる前に
お店へのアクセスと入り口
「こひる庵」は、2019年7月にOPENしたばかりの、小さなお店。ザ・ゲートホテル両国からは徒歩7分、電車でお越しの場合は、JR総武線「両国」駅西口から徒歩3分、都営大江戸線「両国」駅A5出口から徒歩7分です。歩いていると通り過ぎてしまいそうになるシンプルな佇まいですが、隠れ家のようで、入店するときのワクワク感が増します。
入店するには
混雑を防ぐため、現在は、お店のドアにかかっている台帳に名前を記入しておき、朝11時に開店すると同時に、順番にご案内されるシステムとなっています。そしてInstagramのストーリーにてご案内済みの番号が5番ずつ、わかるようになっています。
ザ・ゲートホテル両国からはすぐなので、ご宿泊の方は、早朝に頑張って記帳さえしておけば、あとはホテルで待機し、順番が近づいたら来店するだけなので、おすすめです。
ちなみに、私が訪れたのは2021年6月の平日9:45頃でしたが、15番目で、入店できたのは12時頃でした。その際は、お店の前に「2時間30分待ち」の看板が!台帳に記入しなくても、空いている時期であれば入店できることもあるそうですが、夏であれば、記帳分だけで昼間に案内が終了してしまうことも。
一度訪れたらきっと虜になる、ふわっふわのかき氷
何回来ても楽しめる、かき氷のバリエーション
店内は狭く、他の方もいらっしゃるため席の撮影は控えましたが、カウンター席4つ、テーブル2名がけが2つで、いずれもきちんとパーテーションがあり、感染対策がしっかり行われている印象でした。
今回オーダーしたのは、看板メニューとも言える「横綱みるく」に、トッピングで「かぼちゃクリーム」。他にも、みつやトッピングの種類が豊富で、きなこや黒みつ、黒ごまだれ、いちごなど、色々試してみたくなりました。
期間限定のメニューもたくさんあり、次は爽やかそうな「パッションティー」や、ずんだクリームとミニトマトが載っている夏らしい「枝豆夏子」も食べてみたいと思います。ちなみに、「味見氷」という、もう少し食べたい時におすすめのメニューもあり、いくつかの味を楽しみたい方にぴったりです。(期間限定氷は2~3週間ごとに変わるそうで、ご来店時には写真のメニューと異なる可能性がございます。)
両国ならではの「横綱みるく」をいただきました
さて、こちらが念願の「横綱みるく」です。まるで”黄金のかき氷”!きめ細かいかき氷に、たっぷりとミルクがかかり、上には金箔と、鯛の片面最中が乗っています。
提供するときに店員さんが、「おめで”たい”ことがありますように…」と一言添えてくださり、ちょっと幸せな気持ちになります。
サイズは、普通サイズと小サイズがあるのですが、せっかくなので普通サイズを。写真の通り割と大きめのため、かき氷をたくさん食べるのが苦手な私は少し不安でしたが、食べ始めるとそんな不安は吹き飛びました。
とにかくふわっふわで、口当たりよくスッと溶けていくので、甘くても全然くどさがありません。ひとくち、またひとくちと、どんどんスプーンが進んでしまいます。それでいて、すぐに溶けてしまうほど脆くはないので、急いで食べなければと焦るほどでもなく、すべてが絶妙にちょうどよいのです。しかも、下までしっかりとミルクの味が染み渡っているので、最後まで美味しくいただくことができます。単体だけでも大満足でしたが、別添えのかぼちゃクリームが、また濃厚でホクホク感もあり、至福のひとときをもたらしてくれました。
そんなわけであっという間に完食してしまい、ファンがどんどん増える理由を実感いたしました。
店内はドアが開いたままで、キンキンに冷やされているわけもなく、かつおかわり自由の温かいお茶がテーブルごとに置かれているので、冷えすぎることもなく安心して食べ進められます。
季節を問わず魅力的な味が登場しますので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
SHOP DATA
こひる庵
住所 | 130-0026 東京都墨田区両国2-17-19 PAZ両国1階 |
TEL | お問い合わせはInstagramのメッセージより |
営業時間 | 11:00~20:00(L.O.19:00) |
定休日 | 火曜日+不定休 |
*営業時間、休日など、最新の情報は直接、お店にお問い合わせください。