かっぱ橋道具街ってどんなところ?
こんにちは。ザ・ゲートホテル雷門のスタッフです。
今回は、ザ・ゲートホテル雷門から徒歩約10分のところにある「かっぱ橋道具街」をご紹介いたします。
「かっぱ橋道具街」は、浅草通りの菊屋橋交差点から言問通りの金竜小学校前交差点まで、南北約800mの通り沿いに、約160軒の専門店が集まる商店街です。
プロ仕様の調理器具や厨房機器、店舗用の家具、看板、食品サンプルにユニフォーム、一般家庭でも使える食器や調理器具…、「食」に関するモノなら何でもそろっています。ふだんキッチンで使える道具やおしゃれな食器を探しに行けば必ずほしいものが見つかりますし、プロの道具の数々を見ながら散歩するのも楽しいエリアです。
「かっぱ橋」の名前の由来
「かっぱ橋」の名前の由来には2説あるそうです。
一つは、江戸時代、いまの金竜小学校跡地あたりにあった伊予新谷の城主の下屋敷で、侍や足軽が作った「雨合羽」を近くの橋にズラリと干していたのが由来、とする説。
そして、もう一つは「河童」が由来とする説です。1804年~1817年頃の文化年間に、合羽川太郎(本名:合羽屋喜八)はこの辺りの水はけが悪くすぐ洪水になってしまうのを見かねて、私財を投じて掘割工事をはじめました。なかなか捗らない工事の様子を見ていた隅田川の河童たちは、川太郎の善行に感動して工事を手伝ったそうです。その河童を見た人は運が開け、商売も繁盛したと言われています。
かっぱ橋道具まつり
例年、10月9日の「道具の日」前後には、「かっぱ橋道具まつり」が開催され、楽しいイベントが行われたり、お店ごとに特売品が並びます。もちろん普段訪れても楽しいエリアなので、お散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。現在、かっぱ橋道具街の中ほど、清水寺(清水寺)のそばに、「かっぱ河太郎像」が建てられています。
ザ・ゲートホテル雷門スタッフお勧めの5軒
かっぱ橋道具街には現在約160軒のお店が軒を連ねています。その中でも、日常使いもできる商品を取り揃えている、ホテルスタッフお勧めのお店をご紹介いたします。
高橋総本店 陶器部
かっぱ橋道具街に4つの専門店を構える高橋総本店。中でもこちら「陶器部」では和食器を中心に、お皿やどんぶり、茶碗、湯呑、土鍋など、多様なジャンル、サイズの商品をそろえています。きっと「掘り出し物」が見つかりますよ!
本間商店
業務用から一般家庭用まで、製菓材料や調味料を扱う「原料店」と、包装用品を扱う「包装店」、2つの専門店が隣同士に並んでいます。たとえば自宅でお菓子を作ってみよう!と思い立ったら、欲しい材料はもちろん包装用の箱・袋まで何でも揃います。パーティ用の紙皿や紙コップ、割りばしなど、探しているだけでも楽しめます。
釜浅商店
シックな黒の暖簾が目をひく釜浅商店は、料理道具売場と庖丁売場、2つの店舗が並んでいます。鉄のフライパンや手打ちの行平鍋、職人により一本一本丁寧に作られた庖丁など、プロの料理人に長年愛されるこだわりの料理道具を取り揃えています。
飯田屋
プロの料理人はもちろん、家庭で使える便利な料理道具が何でも揃う専門店。おろし金やピーラー、フライパン、トング…、といった普段使いのキッチン用品が、とにかく多数揃っています。自分にピッタリの道具が必ず見つかるお店です。
つば屋
国内だけでなく、世界中からプロの料理人が庖丁を求めに訪れる料理庖丁専門店です。和庖丁、洋庖丁、家庭用、プロ用、そば庖丁などなど、店内にはなんと1,000本以上の庖丁が並んでいます。色々な形の庖丁を眺めるだけでも、楽しめます。
上記以外にも、興味深い、お勧めしたいお店がたくさんあります。もし、お目当ての商品やお店がある場合、訪れる前に、かっぱ橋道具街の公式ホームページで、あらかじめ検索したり、地図「合羽橋便利マップ」に目を通しておくのもいいかもしれません。
SHOP DATA
- 店名 かっぱ橋道具街 (東京合羽橋商店街振興組合)
- 住所 111-0036 東京都台東区松が谷3-18-2
- TEL 03-3844-1225
- URL https://www.kappabashi.or.jp/
- 営業時間 店舗により異なる
- 定休日 店舗により異なる
*営業時間、休日など、最新の情報は直接、お店にお問い合わせください。